こんにちは、今回は自己流の猫の描き方を紹介していきます。
なんちゃって感もあるので参考程度に見て頂ければと思います。
顔の描き方、比率を覚える【正面、側面】

こちらが完成形の顔になります。工程を6つに分けポイントを抑えつつ完成までの描き順を解説していきます。
①顔の基本は円

正面向きを描く場合でも、側面を描く場合でも基本は正円です。正確には少し横長にしてやるとよりらしくなるのですが、分かりやすいため自分は正円で対応しています。
②目の上で面を分ける

目の上はどの辺りになるのかと考え線を引きます。中心より少し上、赤と青の量感をなんとなくで覚えてしまうのが良いと思います。多少ズれていても構いません。
③4等分する

中心軸を描き入れ先ほど引いた線から下を4等分します。一番上の等分ラインが目の位置にあたります。
④目の位置決める

目の位置を決めます。正面から見た場合は綺麗に5等分します。今回は目の描き込みまで行ってしまいましたが、位置だけ決めて最後に描き入れた方が全体感を見失わずに進めるかもしれません。
⑤鼻口を描き入れる

先ほど4等分に分けた場所を目印に口と鼻を描き込みます。大体半分の場所に鼻、4分の1の場所に口があります。
⑥耳を描き入れる


目の上も三等分すると大体3分の1が耳の付け根となります。(画像1枚目)
下の付け根、上の付け根、空間の比率も大体1;1;1となります。(画像2枚目)
お疲れ様でした これで基本の顔は完成です。基本的な比率を頭に入れておくと様々な角度に対応しやすいかと思います。気に入った比率を覚えてしまいましょう。
様々角度の顔を描く 【正円、量感、カクカクで攻略】

コチラ完成形です。先程と同じように工程を分け、完成までの手順を記載していきたいと思います。
①基本は正円

正面側面の時と同じです、どの角度を描く場合でも全て正円を基本の形として対応していきます。この形を大きく動かすことはしません。
②目の上で面を分ける


基本的な流れは正面側面の時と同じ、目の上がどの辺りになるかと考え線を引きます。ここでのポイントは難しく考えすぎない事です。フカンの場合は青の面積が増えアオリの場合は赤の面積が増える。程度に合わせて量を調節するぐらいの気持ちです。赤と青の様に量感イメージしてから描き始めるといいと思います。
③角度を決める

顔の角度を決める中心線を描き込みます。なんとなく直線をピッと引いてやればOKです。またここまでの工程を終えた後少し見返してみるといいかもしれません。なんとなくそれっぽくなってるなと感じる事が出来れば、この後の工程も大体上手くいきます。
④目の枠を描き込む

目の位置を決めます。先ほどは4分の1を目安に位置を決めましたが、今回は印象で打ち込みます。大体この変だよな、この辺りに目があるとそれっぽいな、それぐらいの感覚で大丈夫です。
⑤カクカク



カクカクを描きます。画像2枚目の青色の部分、GIF画像のオレンジ色の部分になります。ここの部分をカクカクと描いて鼻と口のアタリにします。
⑥アタリを参考に描き入れる

アタリを参考に描き入れていきます。耳は先に耳の付け根のラインを描き入れると描きやすいかもしれません。
⑦すぼませる


正面とアオリに関してはこのままでもいいのですが、フカンの場合は少し顔をすぼませた方がらしくなると思います。(画像2枚目)
これで完成です。違和感のある角度もありますが、ご容赦ください。
全身の描き方
引き続き全身の描き方を記載していきます。まずは骨格と考え方からです。


骨格に関しては頭の骨があり首の骨、肩、体、骨盤と続き前足の骨と後ろ足の骨があります。これらパーツを簡略化し、配置する事でアタリとして使って行きます。関節を目安に肉付けされる事も意識します。(画像1枚目、緑)
手の描き方

長方形型のブロックに入れて対応します。それっぽいものでいいのであればそう難しくないと思います。
実際に描いて見る



まずは先ほどの簡略化したパーツを配置します。(画像1枚目)難しく考えずそれっぽく配置してやばいいと思います。角度の感覚をつかみ辛い場合は立方体に入れて対応します。次に肉付け(画像2枚目赤)関節を目安にぐるっと囲ってやります。これらをアタリにし描きあげ完成です。
最初は中々難しいと思います、資料を見ながらパターンに当てはめ描き込んで覚えて行くしかない部分はあると思います。


同じ手順で線画まで描いて見ました。違和感がある箇所はいくつかある気はしますが、それっぽくはなってる気はします。
オススメの資料など
今回描く際に使用した資料は主に背景資料集「猫のいる風景」です。

スキャン・トレース・商用利用可能、またクレジット表記も不要。300円弱で画像が500枚ほど入っています。著作権等心配される方には悪くないかと思います。
また漫画等で少し配置をしたい等であれば3D素材なんかを使うのも悪くないと思います。

できれば自分で描きたい所ですが、上手く描けない場合もあるので資料や素材も集めていきたいですね。
この記事はここまでです。少しでも参考になっていれば嬉しいです。ありがとうございました。