【収益公開】素人が人生で初めて描き上げた漫画をKDPセレクトで出版してみた【現実は甘くない】

タイトル通り素人が描いた漫画をKDPセレクト出版してみた結果をご報告したいと思います。

こちらになります。2022年の2月に出版し同じ年の9月まで販売した結果、総既読ページは180ページは収益は87円となりました。1000円ぐらいはいくのかな、なんて期待しておりましたが現実は甘くないですね。

因みに直接の販売数自体は0です。

少々恥ずかしいのですが描いた漫画も載せようと思います。素人作品のため生暖かくご覧頂ければと思います。

以上でタイトルの部分は回収したかと思います。

以下思った事や知らない方向けにKDPの解説などをさせて頂こうと思います。

何故この漫画を描こうと思ったか

今回描いた漫画は二人の学生が部屋でトランプをして遊ぶと言う物ですが、実をいうとこれは消去法で描く事に決まりました。この漫画を描く前に麻雀漫画を描くものの表紙+1Pで挫折、流行に乗り異世界ものに挑戦するも5Pで挫折といことがありまして、「あれ…何もかけねえな…。」と考えたあげく「じゃあ、一番簡単に描ける漫画ってなんだ…。」となりました。その結果「部屋で」「二人で」「トランプするだけ」となりこの漫画を描く事にしました。
また何故インディアンポーカーにしたかと言うと、表情の変化が多く描きやすそうだなと思ったのが理由です。すぐに挫折した漫画を眺め今回は描き切る事を目標にしていたりします。
黒歴史…と言えばそうですが、何にせよ人生で初めて描き切った漫画なので思う所はあったりします。

出版してみての感想

amazon 販売ページ

実際に販売していたページです。Amazonではよく買い物をするのですが、実際に自分の作品が表示されると「お、おぉ…」と声がでました。販売数は0なんですけどね…。いつも眺めている棚に並んだけでも嬉しいものです。

コメントくれた方勝手にお使いして申し訳ない


結果的に180P読んで頂きました。途中離脱を含めると20人くらいになるんでしょうか、奇跡的にその中の一人がコメントをくれました。自分の描いた物に何かしらの反応を頂けるというのは嬉しいですね。まぁ批判的な意見を頂く事もあると思うので、コメントに対してあまり一喜一憂するのも良くないのでしょうか。

KDP(セレクト)とは

KDPとは(Kindle direct publishing)の略でAmazon(kindle)上で出版・販売できるサービスです。端的に言えばアマゾンで本を売る事自体がKDPですね。

またそこからセレクト(KDPセレクト登録)する事でその本を無料で読んで貰えるようにもなります。
「おいおいタダにしてどうしんだ」って?ご安心ください。メリット、デメリット解説させて頂きます。

KDPセレクトのメリット

①まず250円以上の作品に限りますが印税率が35%→70%に上がります。
セレクトに登録していない場合、1000円の本が売れても350円しか入ってきませんが、登録しておけば700円貰えます。大きいですね。

無料で読まれたページ分収益が発生するようになる。

kindleではKindle Unlimitedと言う読み放題のサービスを月額980円で展開しているのですが、セレクトに登録する事でアンリミテッドの無料で読める棚に並べて貰えるようになります。そうする事で読者は読みたい本を見つけた場合に購入するか、アンリミテッドに登録して無料で読むかと言う選択が出来るようになります。その結果読者がアンリミテッド登録してくれれば、その月額費用が読まれたページで割られ本の制作者達に分配されていくという仕組みです。非常に面白いと思います。

デメリット

結論から書くとKDPセレクトはアマゾンとの専属販売を行う契約であり、作品の自由がきかなくなります。他サイトでの販売はもちろんの事、ブログでの公開等もできなくなります。(サンプルの様な見せ方であればOKです。)
このブログに漫画を載せるのと同時に自分の作品もKDPセレクトから取り下げました。
結構重いデメリットだと思うので考え物ですね。


長々と書いてきましたが、引き続き漫画の制作頑張っていきたいと思います。٩( ‘ω’ )و

今回の記事はここまでです。
ご覧いただきありがとうございました。