【デッサン】課題2 りんご【20171226】

こんにちは、今回はリンゴの練習をして行きたいと思います。
何故リンゴを選んだかと言うと・・、なんとなくです。しいて言えば、デッサンと言えばリンゴみたいなイメージが有るからです。

「私は一つのリンゴでパリを驚かせたい」

かの有名な画家、ポール・セザンヌの名言です。生涯のうちに60点以上リンゴを描き「りんごの画家」とも呼ばれました。

「俺はリンゴ一つで日本中を驚かせる」
・・、とまでは行かなくても
「ほーん、まぁまぁ上手いじゃん」 と言ってもらえるぐらいには頑張って練習していきたいと思います。

デッサンの練習を始める前(半年前)に描いたリンゴです。ここから練習開始です。

因みに今回練習に選んだリンゴはこちらです。

引用元 ピリカアートスクール

現在通信のデッサン講座を受講しているのですが、その受講サイトに掲載されているモチーフ画像です。デッサンの上手い方々には実物を見て描けやオラァ!と言われそうですが、今回はこの画像をしっかりと描ける様に練習していきたいと思います。自分なりに満足行くのもが描けたら添削もして頂こうと思っています。

練習開始

早速書いてみました。

半年前のリンゴと比べれば良くははなっていそうですが、うーん…。


現状やる気はあるのですが、どうすれば上手くなるのかで悩んでいます。ひたすら何も考えずに描き続ければいいのでしょうか。

どうしようかな~、と頭を抱えネットで「りんご描き方」「りんご デッサン」なんてワードで検索をしていて見つけたのですが、どうやらリンゴに限らずデッサンには「稜線」と呼ばれるものがとても大切らしいです。知りませんでした。

稜線とは

早速検索をかけ調べてみました。
稜線とは峰から峰へと続く線。山の尾根だそうです。

なるほど、分からんちん。

もう少し調べてみるとどうやらデッサンにおける稜線とは、立体を表す基本的要素で有り面と面の境界線だそうです。

なるほど・・なるほどな、うんうん完全に理解しました。まぁアレです、とりあえず大事な要素なんだと思います。

早速稜線を意識して描いて見ました。

こんな感じでいいのでしょうか。確かに立体感を意識しやすくなった気はします。

しかしここからどうすればいいのか、また手が止まってしまいます。調子、陰影のつけ方が分からないのです。

とりあえず簡略化して考えてみる事にします。

まずリンゴの画像を4分割で考え、左上の部分だけにしてみました。次に画像をモノクロ化しています。これぐらいなら描けそう…いやまだ難しいかも。


もう少し簡略化してみる事にします。

これなら描けそうな気がします。

描いてみました。

ここまでは問題無いようですが、ここらからが勝負です。更にそれっぽくするために頑張ってみます。 

最初は薄く徐々に濃く色を付けてみました。最終的には一番右の画像で落ち着きました。それっぽくで来た様なそうでもないような。

とりあえず何回か描いて見みます。

少しは上達出来ているのでしょうか、あまり実感はありません。

左上に引き続き右上の部分も練習してみます。

はじめにりんごのヘタを練習をしました。先端の部分がぐじゅぐじゅしていて描ける気がしなかったんですが、落ち着いて稜線を見てやると少しはマシになったと思います。

続けて右上全体の練習をしましたが全体的に色の付け方が薄い気がしました。もっと何回も描いて練習した方がいいのでしょうが、そろそろリンゴ描くの飽きてきた

下部分の練習

斑点や模様まで表現しようとするとかなり難易度が上がる気がしました。でも今回はまぁ・・こんなもんでいっか。

最期にリンゴ全体の練習を一度し総まとめで1枚描きました。

少しは上手くはなりましたかね。

半年前と比べれば上達はしてるとは思うので、今回はこれでよしとしましょう。
リンゴの練習だけで一カ月程使ってしまいましたが他にも色々と挑戦してみたいです。

最後に添削もして頂きました

引用元ピリカアートスクール
引用元ピリカアートスクール

現在受講中の通信講座、ピリカアートスクールで添削を行って頂きました。箇条書きでいくつか指摘していただいた事を上げていきたいと思います。

①縦方向のラインと、横方向のラインだけで描くと、非常に硬いCGの様な絵になってしまいリンゴの質感が表現できない。

なんとなくは分かっていました。線と線の隙間を埋める様に描く事、濃さ・太さ・強さに変化をつけて陰影を表現する事が次の課題です。

②作品全体を見ても、若干の陰影はついているものの、全体的に明るすぎで陰影表現が甘い。この描き方では網目部分が、まるで網戸のように空気が抜けるようで有り「抜け」があって明るすぎる。

これも実感はありました、全体的に薄い。もっと濃く濃く色をつけていきたいのですが、いかんせん濃く塗ることが怖い。薄くから濃くするのは強く塗りなおせばいいだけですが、濃くから薄く修正するのがまだ苦手であり、全体的に薄めに仕上がってしまいます。

2枚目のは先生に加筆して頂いたものです。上手いなぁ、自分の描いた絵は色が薄すぎますね。


最期に大事なアドバイスを頂きました。

作品とモチーフを比較して、修正し、再確認して・・・という作業はできるだけ頻繁に行う、「観察と比較・修正」をしっかりと行いつつ作業を進めましょう。

分かってはいるのですが、いかんせんめんどくさくて疎かにしてしまいます。こんなものでいいか~と描き進めるのではなく、めんどくさがらず何度も比較修正する事が一番大事なのかもしれません。

添削ありがとうございました。

引き続き絵の練習を頑張って行きたいと思います。