【その他】はじめてのblender、顔の製作に挑戦【20180707】

こんにちは、今回はタイトル通りモデリングを一切やった事のない初心者がモデリングに挑戦してみます。

何故始めようと思ったか

現在キャラクターを描く練習をしているのですが、アオリやフカンのかかった絵がとても苦手です。
そのため3Dのモデリングの制作を行うことによって、少しは理解できるようになるのではないかと考えたためblenderに挑戦してみようと思いました。

因みに完全に0からのスタートです。何処にどんなツールがあるのかとかそういうレベルからはじめます。ソフトは無料の中でも評価の高いBlenderと言う物を使い挑戦したいと思います。

目標

とりあえずのゴール地点はこの顔をモデリングする事にします。余裕があれば髪も制作してみたいです。

【練習方法】

初心者にオススメとのレビューが多かったので、この本をamazonnのkindle版で購入しました。
まずはこの本に沿って練習をし基本を学んだのちに、目標とするモデリングに挑んでみたいと思います。

練習開始

以下上記の参考書を読みながら制作した物
※若干違和感がありますが、画像の容量を減らすため15個の制作物を1枚の画像にまとめています。

簡単な物からはじまり徐々に形の凝った物へと課題がありました。
左上の星のモデリングが本に載っていた最初の課題であると同時に人生はじめてのモデリングした物になります。
基本的には手順が丁寧に書かれていたので、不慣れで有り時間はかかりましたがそこまで苦戦はしなかったと思います。日本語化するだけでも20分程かかりましt
ただ最後の課題であった¨人の顔¨だけは特別に難しく挫折しかけました。何故難しく感じたかというと面の凹凸が多かったからだと思います。顔以外の課題は、基本的な形である立方体や球を変形させたり削ったりし、それらを繋げて行くような感じで制作できたのですが、顔はひたすらに頂点の移動を繰り返したうえに面をヘコましたり押し出したりと大変でした。

参考書を一通り終え基本的な操作は覚えられたとは思うのですが、1から10まで本に書いてある通りに作業を進めたので、自分の力だけで何かを作れるかと言われると正直かなり怪しいです。参考になりそうなブログや動画を探しつつ目標であるキャラクターの顔の制作に挑んでみたいと思います。

以下、覚えた事まとめ

画面を分割して色々な視点から確認していく事も大事な様です。

 

色々できるのはいいんですが、覚えるのが大変( ̄(エ) ̄)

顔の制作開始

上にも載せましたがこの顔をモデリングする事を目標とします。

※若干修正しました

1回目の挑戦
制作時間4時間~5時間、挫折

1から自分の力でモデリング作業をするのはこれが初めてでした。
参考書の課題の様に何処かに制作手順が載っているわけでもないので、本当にできるのかという不安一杯でスタート。
結果として完成させることはできなかったのですが、色々と改善点は見つかりました。
(へこんだ面がうまく戻せなくなったり、頂点がぐちゃぐちゃになってしまっため一度終了としました。)
特に2回目の挑戦では”無駄に頂点を増やさない事”を意識して作ってみようと思います。
初心者の自分が無駄に頂点を増やしポリゴン数を増やしてしまうと、わけが分からなくなってしまう様です。ローポリでもいいので完成まで持っていきたいです。

2回目の挑戦

1回目の時よりも慎重に進めこの辺りまでは滞りなく進んだのですが、問題が発生しました。
上の画像の目の辺りを見ていただくと分かるのですが、穴が空いています。この穴が何故できるのか理解できせんでした。

某掲示板で質問してみた所¨Nゴン¨や¨顔トポロジー¨を勉強してみると良いとアドバイスをして頂いたので少し調べてみました。
(恐らくモデリングをする上で知らない人はいない様な基礎的な知識でした)

ポリゴン、nゴン(以下、にわか知識) 

3Dモデリングはポリゴンをつなぎ合わせて制作していきます。
またポリゴンの中にも種類が有り、三角ポリゴン、四角ポリゴン、五角形以上で形成されるNゴンが有ります。


基本的には四角ポリゴンで形成すると問題が発生せずに良いみたいです。Nゴンを作ると異常が発生する。・・らしいです。

(顔)トポロジー(topology)

トポロジーを直訳すると¨物体などの形態¨の様な意味が有ります。
これをモデリングの世界に置き換えると ¨ポリゴンの組み方¨ ¨面の流れ¨の様な意味があるのだと思います。

※toppo~ 流れ1 UV

今回の様な人の顔がモデリング対象の場合は面の凹凸だけではなく、皮膚の下の表情筋なども意識してトポロジーを形成しなければならない様です。(このトポロジーを考える事ができるかどうかが、モデラーとしての実力が大きく問われる部分の様な気がしました。)

今回は自分の力だけでトポロジーを考える事が難しかったため、他の方が作ったものを参考に考えていきました。(顔トポロジー テンプレ等で検索すると公開されている作品を見る事が出来ます。)

完成

右往左往しつつようやく完成しました。
色々と突っ込まれそうなデキにはなりましたが、自分で作った初めての物としては満足しています。
(本当は色まで付けようかなと思っていたんですが、力尽きました。あと冷静に見てみるとおでこ付近の縦ラインの盛り上がりが気になります…。襟とリボンの位置ももう少し上だし…、考えるのは止めておきます。)

まとめ、思った事

自分の場合モデリングに関しては、3DCGを作りたいという意図で始めたわけではありません。それらを通し画力を向上させる事ができるのではと思いつきで始めました。しかしモデリングをして行く中で嫌という程思わされることがあります。
¨いかに自分が立体を意識して絵を描いていなかったのか¨という事です。
ここはヘコんでるのか・・?ここから曲がっているのか・・?それなりに描いているであろうキャラクターの顔でさえそんな事ばかりでした。
練習、製作期間を合わせて大体ひと月程モデリングに挑戦してみましたが、良い練習になったのではと思います。
モデリングに費やした時間を絵を描く練習に割いていた方が、画力は向上したのではないk

折角基本操作等覚えたので、忘れないようにまた何か作ってみようかな。

この記事はここまでです。ご覧頂きありがとうございました。